尿管結石とは？

尿管結石とは、尿中のカルシウム、マグネシウム、尿酸などが腎臓で結石となり、尿管や膀胱などにつまって激しい痛みを起こす病気です。

腎杯結石や腎盂結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石

結石ができた場所によって腎杯結石や腎盂結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石などと呼ばれています。
結石といえばすべてほぼ同じと考えてみればいいわけですね。
なお、肝内結石は突然襲う強烈な痛みが共通するが、痛みの場所はそれぞれ違う。肝内結石では上部わき腹、膀胱結石では下腹部中央、尿道結石では外陰部が痛みの中心となる。いずれも、尿路の狭いところに結石がひっかかった時の痛みである。

尿管結石について

成分は蓚酸やリン酸などと結合したカルシウムが主です。原因は不明ですが、いくつかの成因が組み合わさって石が発生しやすい環境ができます。
近年では肝内結石・尿管結石の発生がずいぶんと増加しています。以前は膀胱結石が多く、肝内結石・尿管結石は少なかったのですが、大東亜戦争後次第に肝内結石・ 尿管結石が増えて、膀胱結石よりも多くなっています。